- ジェミィ
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2012.01.25 Wednesday
「犬派ですか?猫派ですか?」
この質問を幾度訊かれたことか
その度に僕は「懐いてくれればどちらでもいい。猫が懐けば猫派だし、犬が嫌えば、それもまた猫派」と曖昧に答えてきた
ただ、強いて言うならば
猫
そう思わせてくれた一冊がポール・ギャリコの「ジェミィ」
この小説はどちらかと言えば大人の童話
読んだのはいつだったか忘れたけど、未だに読み返したくなる一冊で犬よりは猫好きにした小説
というのも、このポール・ギャリコが大の猫好きで、この作品もギャリコが書いた猫小説の中でギャリコ自身一番だと豪語するほど
大まかなあらすじとしては主人公のピーターが猫になって、雌猫のジェミィと旅をする物語
ピーターを通して猫から見た人間の心の美麗さと醜悪さ、そして猫達の社会を垣間見ることができる
特に相棒の雌猫、ジェミィの存在は非常に大きく、ピーターに強く影響を与えるんだよ
痩せすぎで、目のつり上がった猫だけども、ピーターはそこに女性としての魅力を感じ心惹かれていき、彼女を守る為に強くなろうとする姿が丁寧に描かれてる
ピーターの気持ちに応えるようにジェミィのピーターに対する慕情もある
ただジェミィは人間に対するトラウマと嫌悪感がり、元々人間のピーターに対してだけ心開いていく
その為、いつもミルクをくれる猫好きのおじいさんから食物を貰うだけ貰ったら逃げたりしてたんだよね
そのことが後々、ジェミィの心を深く傷つけるんだけどね
個人的にはそのおじいさんとの話と船上の話が好き
結末は非常に切ない
ハッピーエンドかと言われれば、ハッピーエンドなのかもしれない
一応「大団円」とは書かれているからね
この小説を読むと猫がどうして身繕いするのか、少しわかるようになるかもしれない
もしも猫の世界を垣間見てみたいのなら、この小説はお薦め
- 小さな映画館 第20幕
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2012.01.24 Tuesday
時に駄作と名作の境界線はどこなのか
実は境界線など存在しないのではないか
そう考えているわけで
「ミッドナイト・ラン」
ロバート・デ・ニーロ自身も最も気に入っている作品の一つに挙げる、ロードムービーの傑作
元々シカゴの警察官だったが、とある事情から現在は賞金稼ぎとして生計を立てる身となっているジャック・ウォルシュ
そこで彼はある仕事の件を聞き、契約することに
一人の善良な会計士が、ギャングの金を横領し、慈善団体に寄付したのだという
五日以内に連れ戻せば、契約金が貰えるとわかり躍起になるジャック
しかし、その道中、FBI、ギャングなどが邪魔をしてくる
ジャックは何とか彼を連れて戻る為に、彼らから逃げ回ることに
「フラッシュバック」のときにも言ったけど、とにかく、これは良質なロードムービー!!
シリアスでシニカルな演技も良いけど、デ・ニーロのコミカルな演技って、自分の中ではツボなんだよね
そして、相方のチャールズ・グローディンもまた対照的で良かった
常識人で優秀な会計士と短気な乱暴者の賞金稼ぎの凸凹コンビが素晴らしかった
FBIも何だかんだで良いキャラしてたよ(笑)
そして印象的なセリフといえば、
「ロスで会おう」と「来世で会おう」のこの二つ
この二つは序盤から使われる言葉なんだけど、終盤で使われるシーンが格好良かった!!
「ヒーロー/靴をなくした天使」
ダスティン・ホフマン主演のヒーローとは何かを描いた作品
これは僕にとっても多大な影響を与えた作品
バーニーは様々な犯罪を犯し、収監命令と裁判で決まる
何とか、情緒酌量の余地を見いだそうと奮闘する弁護士を傍目に、反省の色のないバーニー
あるとき、バーニーは飛行機の墜落現場に遭遇し、仕方なく乗客を救助することに
しかし、バーニーは名も名乗らず、去ってしまう
たまたま救助されたゲイルは人気報道キャスターだった
彼女は彼を命の恩人と思い、彼が落としていったであろう片方の靴を
彼女は自分達を救ってくれたヒーローを探すべく、100万ドルの賞金を出して、名乗りをあげてもらうよう企画される
こぞって自分がヒーローだと名乗りを上げる人々
その中で、一人、ホームレスの青年が名乗りを上げ、世間は彼をヒーローだと認知する
しかし、自分こそが真のヒーローだというのに、誰にも信用されないバーニー
彼は何とか、自分がヒーローだと名乗ろうとするが・・・・・
これは実に良い映画
見窄らしい格好でうだつが上がらない三枚目のダスティン・ホフマンの演技は流石
それと出来心で名乗りを上げてヒーローになってしまった、心優しいホームレスの少年も良かった
何というか、マスコミによってできあがるヒーローと誰にも知られることのないヒーローの対比が良い
本当、誰もがヒーローになろうと思えばなれるんだよね、そういう志を持てば
きっと、今も誰にも知られることなく奮闘しているヒーローがいるんだろうな
終盤バーニーが息子に電話で訊かせた言葉が印象的
偽物のヒーローを信じている息子に、一つの教訓として訊かせる
(バーニー)人生は実に皮肉で複雑だってことだ。イヤになるほどな。人は見かけによらないんだぞ。誰でもだ。人生は思いがけない方向に進む
そして、偽物のヒーローに投げかけた言葉
(バーニー)ヒーローのままでいろ
ただ最後、動物園でのシーンは思わず笑ってしまった(笑)
やっぱりバーニーだな、と
「ラヂオの時間」
三谷幸喜監督、脚本の抱腹絶倒のコメディ映画
ラジオ局で素人の女性が書いた脚本を基にラジオドラマを制作することに
熱海を舞台とした恋物語をなんと生放送でオンエアすることに
しかし、主演女優の千本のっこは役名が気に入らない、舞台が気に入らないなど様々な文句をつけ、徐々に変わっていく台本
熱海がシカゴに変わり、平凡な主婦が弁護士になり、漁師の夫がパイロットに変更される
しかし、無理矢理脚本を変えていった為に矛盾が生じるようになり、何とか機転を利かせてその場を乗り切るが、脚本を書いたみやこは自分の書いたものと変わっていくことに戸惑い・・・・
これは本当に面白い、日本の喜劇
流石の三谷節で、至る所に笑いのポイントを押さえている
もう僕はこの作品が大好きですよ
こういう狭い空間で様々なキャラクターを動かし笑わせるのって凄いよね
個人的に好きなのがみやこの夫が思わず叫んでジョージになってしまうシーンやマシンガンといえばニューヨークではなくマシンガンだという拘るシーン、伝説の音効の守衛さんの全力の花火音等々(笑)
主人公といってもいい唐沢寿明の工藤もクールで良かったし、西村雅彦の牛島プロデューサーの中間管理職タイプのおべっかを使う演技、鈴木京香の平凡ながら戸惑いを隠せない主婦の演技とそれぞれ個性が発揮されていたと思う
僕は意外と小野武彦の丸山神父、基マルチン神父が好きで、最後のシーンは笑いながら感動してしまった(笑)
そしてちょこちょこ出てくるトラック運転手の渡辺謙が面白い(笑)
「ワイルドギース」
戦争物の映画ではあるけども、男達の、傭兵達のロマンと友情をとくとご堪能あれ
元傭兵のフォークナーはイギリスの富豪から、クーデターによって捕らえられたアフリカ某国の前大統領を救出するよう頼まれる
金の為なら動くフォークナーは次々と戦力になる者を集めていく
数週間の訓練の後、綿密に練った作戦をもとに上陸し、敵を一掃することに成功
無事、前大統領を救出することができたが富豪の裏切りにより、彼らは取り残されてしまう
前大統領を担ぎながら、敵に襲われ、徐々に仲間も減っていく
そんな時、牧師が一台の飛行機があるといい・・・・
前半は仲間を集めたり、訓練したりする場面が中心だったけど、後半は戦争映画の醍醐味ともいえる戦闘シーンの連続
とにかく戦闘シーンが非常にリアルでグロテスクな表現も多々あったけども、迫力が凄まじい
あとは友情だね、それぞれの友情
フォークナーとレイファー、そしてリンバニとピーター
この二組の友情はそれぞれ良かったけど、あまりにも悲しすぎる最後
あとはフォークナーの忠実な部下、サンディとの関係も涙したよ
「テキサスの五人の仲間」
どんでん返しものが好きな人にはオススメかな
西部の金持ち五人が一年一度行うポーカーゲーム
そこに旅の途中で立ち寄った家族がいた
夫は彼らのゲームを見学させてもらうよう懇願し、次第に自分もゲームに参加することに
しかし、彼は全財産を叩いたものの、ものの見事に負けてしまう
金が無くなった男は心臓病で倒れてしまう
妻がその代わりにやると言い出すが・・・・・
何というか、オチが当たってしまった(笑)
見る前からどんでん返しもの、と書いてあったんで、まさかこのパターンかな、と考えたのが当たってしまった
だから、捻くれずに、素直に見たら絶対に騙されると思う(笑)
けど、「スティング」が好きな人は好きになるかもしれないね
最後、あのセリフをあの人が言うのもまた良い演出
「アニー・ホール」
ウディ・アレン監督、脚本、主演の映画
アルビーは神経質なコメディアンで恋人のアニー・ホールとの生活を保とうとしていた
お互い何度も喧嘩しては仲直りの繰り返し
しかし、ある日彼らの価値観に大きな溝が生じる
これは大人な恋愛映画といっていいのかな?
ウディ・アレンは元々興味があって一度観てみたいなと思ってこれを借りてみた
主人公が物語を回想し、視聴者に訴えかける演出は好きだな
それに言葉の一つ一つになかなかのセンスがある
ただベタなラブストーリーではなく、なかなかシビアで冷静に男女間のすれ違いを描いているのがこの映画の特徴
特に、序盤ロブスター(だったかな?)が床に散らばって、それを楽しそうにはしゃいでいる二人と終盤、アルビーは序盤のように戯けるも冷ややかな目でそれを見つめるアニーの対比が良かった
ただ、これを万人に勧められるかといえば、そうでもないかもしれない
単純にラブコメディを観たいのならあまりオススメはできない
小粋で知的で、それでいて偏屈なセリフ、シニカルでシビアな恋愛物語が好きな人はオススメ
「ディナー・ラッシュ」
一件のレストランの店内で繰り広げられる人間模様をご堪能あれ
四つ星レストランの有名なイタリアンレストラン
ここで働く者、客は皆、一癖も二癖もある者ばかり
そんな時、借金の徴収を口実に、店を買収しようとするギャングが現れ・・・・
サスペンスのコーナーにあったんで、イタリアンレストランで繰り広げられる殺人劇かな、と思いきや、序盤、オーナーの親友が殺される以外、至って何も起きない
厨房の喧噪だったりがメイン
殆ど、店内のみの映像ばかりで、いつまで経ってもサスペンス要素がない
寧ろ、スタイリッシュなシェフの格好良さが目立つばかり
と、思ったらのラストでちょっとビックリ
評価は二分されるかもしれないけど、お洒落なレストランとスタイリッシュなシェフ、ちょっとした人間模様が好きな人にはお勧め
- 訂正とお詫び
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2012.01.22 Sunday何人の人にメールが送られたのかわからないけど、つーくんから「新年会をやる」とメールが送られてきたと思います(実際誰に送ったのかは把握してないです)
まだ具体的なことは何一つ決まっておらず、会話の流れで「新年会をやりたいな」という願望を、「新年会をやる」ものだと勘違いしてしまったらしく、みんなに一斉送信してしまったみたいで
つまりお互いの意思がうまく伝わってないのが原因です
混乱しちゃった人もいるかもしれないので、ここでお詫びします
ただ、やるやらないかはもうちょっと具体案を練ってからきちんと報告します
ちなみにその場合はつーくんに幹事をしてもらいます(笑)
※ちなみにこの記事はつーくんも了承済み
- 歌謡曲や演歌は謂わばJAPANESE BLUES
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2012.01.16 Monday
一昨日の話になるんだけども、つーくんが久しぶりに来た
以上
終われないよね(笑)
何というか、いつもの如くカラオケに行ったんだけどね
ただ今回は趣向を変えて古い曲ばかり歌ってみた(笑)
ちなみに僕とつーくんが歌った古い曲はこれら
「北国の春」「神田川」「貝殻節」「津軽海峡・冬景色」「川の流れのように」「見上げてごらん夜の星を」「炭坑節」「今日までそして明日から」「リンゴの唄」「ソーラン節」「星影のワルツ」
憶えてる限りはこれらの曲を歌った(笑)
誰がどの曲を歌ったかはご想像にお任せ
ただ、つーくんが帰ってから体調を崩してしまって
今は何とか順調に回復して、熱もなし
このまま快方に向かうことを望む
- COUSINS RETURN
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2012.01.04 Wednesday
今日はCousinsをカラオケに連れて行った
二人は初めてのカラオケということもあり大興奮
マイクを持つなり、意味なく奇声を発する二人(苦笑)
元々地声でさえ耳を劈くような金切り声なのに、それが拡声器を通すとなると・・・・・・
手本を見せて、と言われ、二人の好きなジブリを歌ってあげるも、自分の知ってる曲とわかるやいなや、すぐにマイクを奪い取って歌い出す二人
そして、今回、一番耳に残ってしまった
「マルマルモリモリ」
なんと、この曲を5回も聴かされた(笑)
でも、やっぱりこの曲を子どもが歌うと雰囲気でるんだよ
大人が無理に歌ってもネタになるだけだからね(笑)
歌に関しては、お兄ちゃんのほうは、小学生の高学年で、ピアノをやってることもあってか、それなりに音程が安定してる
ただ、弟のほうは園児ということもあってか、雰囲気だけで、音程を吹っ飛ばしたシャウトの連発(笑)
二時間だけのカラオケだったけど
殆ど歌ってないのにここまで体力を使うとは思わなかった
帰り際、「また行こうね」と天使のような、ペテン師の笑顔を浮かべられたけど
しばらくは遠慮する(笑)
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