RSS | ATOM | SEARCH
小さな映画館 第105幕

 

「ハムレット」

「ルディ」

「インフェルノ」

「ゴーストライター」

「サスペリア」

 

「ハムレット」

ローレンス・オリヴィエ主演・監督

 

【あらすじ】

デンマーク王子ハムレットは、亡き先王であり、父の幽霊から、叔父であり現王のクローディアスによって毒殺されたことを告げられる。父の敵を討つために、ハムレットは復讐を誓う。

 

【感想】

 

最初目を疑ったよね。

オフィーリア役ジーン・シモンズ

地獄からオーフィリア

 

シェイクスピア原作なのは言うまでもありません。本当にこの作品は人間の心理をよく描いているんです。どんなに敬虔な信仰があろうとも、人間というのは欲深く、それでいて傲慢です。

ハムレットは敬愛する父の死に対して傷心していましたが、亡き父の亡霊に告げられた真実により、復讐の徒となります。とにかく復讐一辺倒になるのかと思えば、ここで重要な役割を果たすのは心の美しいオフィーリアという女性です。ハムレットの想い人でもありますが、彼の復讐の過程で彼女の大切なものを奪ってしまい、彼女すら壊してしまうのです。

復讐の道というのは結局のところ幸福で終わることはないんです。ハムレットは憎き叔父を殺すことができましたが、母を失い、恋人を失い、最後に残ったものは決して達成感や幸福などではありませんでした。

さてハムレットを演じたローレンス・オリヴィエですが、元々「ハムレット」の舞台をやっていたこともあり好演でしたね。何より原作に忠実ですから。

 

「ルディ」

ショーン・アスティン主演 デヴィッド・アンスポー監督

 

【あらすじ】

ルディは幼い頃からインディアナ州の名門大学ノートルダム大のフットボールチームに憧れていた。しかし生まれつき小柄なルディは熱意こそあったが、選手として不足であり、学業成績の悪さもあり、夢をあきらめる。ある日工場で爆発が起き、親友を亡くしたルディは再び夢に挑戦する。

 

【感想】

 

「今おまえに残されているものはなんじゃ!」

ルディ「仲間がいる”よ!!!」

 

いかにも90年代な映画なんですけども、なんだろうな、こういうストレートで熱い話って大好きなんです。

夢って必ず叶うものではありません。だけどそこに向ける努力を怠る人は、叶う夢さえ叶いません。努力、根性、なんてもう死語になっているのかもしれませんが、人間の情熱というのは、どこまでも人を揺り動かすのだと思います。

ルディは体格的なハンディがありながらも、誰よりもフットボールにかける熱がありました。しかし夢を追うということは、同時に様々なものを失うのだということ。ルディはまず貴重な時間を失いました。もしかしたら、フットボールや勉強にかけていた時間を使って別の幸せな人生があったかもしれません。そして彼女を失いました。幼い頃から付き合っている、信頼できる女性を。ルディはそれでも直向きに進んでいきました。

最後は試合に出させてもらかたちでしたが、あの場面は感動しますね。もちろん、監督としては大事なゲームですから。いくら努力家とはいえ、戦力にならなければ、使うことはできません。まあ、ここら辺は監督の妥協とみるのがいいかもしれませんね。

というか、まあ、映画だから実話とはいえ、ちょっと過剰な演出はありましたね。

 

夢はいろんな見方があるんですよ。アメフトの選手になるのも夢。選手になれなくても、未来の選手を育てるのもまた夢です。いろんなかたちがあっていいんじゃないでしょうか。

 

「インフェルノ」

トム・ハンクス フェリシティ・ジョーンズ主演 ロン・ハワード監督

 

【あらすじ】

ロバート・ラングドンは病室で目を覚ます。彼はここ数日間の記憶を失っていた。しかし彼は何者かに襲われる。医師のシエナとともに逃亡するが、彼の手にあったのはダンテの「煉獄(インフェルノ)」をモチーフにしたボッティチェリの「地獄の見取り図」が映し出されたポインターだった。やがてそれは人類の増加を阻止しようとするゾブリスト関係のものだと判明する。

 

【感想】

 

ジェダイに立ち向かうのは、WHO!

 

うーむ、すごく複雑に見せかけて、超シンプルな物語。そもそもシエナがラングドンを助ける理由がほとんどないのが、最初に彼女を疑う理由になるんです。だから、「ああ、絶対裏切るわ」と序盤から見えてしまっていたのが残念。

ダンテは何度か読んだことがありますが、結構日本人には理解しがたいんですよね。出てくる人物とか。ただダンテも若干必要か、と言われればそうでもない。確かに煉獄に陥っている世界を表現はしてるんだけども…。

ただね、敵の言うこともちょっとわかるんです。このまま人口が増加すると地球はいろいろと悲鳴があがります。資源も限りがあり、このままだと荒野になります。そうなると、確かに人類が生き残る方法ということとして、彼らがとろうとした決断もあるんです。

ただ、むやみやたらに人命を奪い取る権利は誰にもありません。それこそ煉獄に送られるような所業です。

 

「ゴーストライター」

ユアン・マクレガー主演 ロマン・ポランスキー監督

 

【あらすじ】

ゴーストライターをしている主人公は英国前首相ラングの自伝を書くことに。しかし前任者が残した資料をもとに、ある事実へ近づいていく。

 

【感想】

登場人物は極めて少ないので、ああ、こいつ怪しいわー、みたいなのは当然あります(笑)ただそうした人物が一体どんな役割を果てしているのか、というのがこの物語を楽しむ醍醐味です。

主人公はとにかくゴーストライターという設定を活かし、名前がありません。だからこそ、彼が最後死んだところで、ただひとりの男の死でしかないんです。

結構雰囲気も良くて面白かった半面、ちょっと詰めが甘いな、と。主人公の行動が用心深いようで、結構馬鹿正直。殆ど殺されにいくような行動ばかり。唯一フェリーから逃げたことくらい。

まあ妻が怪しいのは結構最初の段階からわかりやすかったです。出会いの話の矛盾もそうだけど、なんというかあのわざとらしい感じで出てくるあたりが。

それにしてもユアン・マクレガーはかっこいいですね。なんか、光る剣とか持ったら似合いそう

 

「サスペリア」

ジェシカ・ハーパー主演 ダリオ・アルジェント監督

 

【あらすじ】

 

この映画を観る前、なぜか「サスペンダー、サスペンダー…」と連呼していた自分

 

バレリーナ志望のスージーはドイツの学校へ入学する。激しい雨の中、彼女は何者かに追われて怯えているパットの姿を目撃する。「秘密のドア、アイリス、青いの」。その後パットは無残な姿で発見される。

レッスン初日、体調不良で倒れてしまったスージーは増血として葡萄酒を食事に加えられる。この葡萄酒を飲むと、いつも彼女は眠くなってしまう。順調にいっていた学園生活だが、次々と怪奇な現象が起きる。

 

【感想】

とにかく強調される「色」。「音」。つまり人間の視覚や聴覚に訴えるようなホラー映画です。

まあ今見てしまうと演出なんかは古臭い部分は否めませんが、その恐怖性は変わりません。次々と起こる怪奇な現象には惹きつけられるものがありますが、本当、鑑賞者も「?」なんです(笑)何がどうなってるのか、理解が追いつきませんが、それでも恐怖を演出する色や音はいいですね。

これ実はパート2に続くので、正直、魔女やいろいろな謎は解けません。だから物語の序章として観るならば、なかなかのものです。

author:トモヤムクン, category:-, 09:11
comments(0), -, pookmark
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 09:11
-, -, pookmark
Comment