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伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし

いつか、買おう買おうと思って、いざ書店に行ってみると、なくて

だから書店に注文して、昨日、ようやく届きました

「伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし」

これ、メチャメチャ読みたくて、届くまでそわそわしてた(笑)

対談本はよしもとばななとブルーハーツの「僕の話を聞いてくれ」以来

今回は伊坂幸太郎と斉藤和義ですよ

ジャンルは違えども大好きな二人です

伊坂さんの作品はハードカバー本以外は全部揃えてるし、せっちゃん(斉藤和義)の方はCDを2,3枚持ってる

どんな対談になるのか楽しみにしてた

あの淡々としてる斉藤和義と少し真面目そうな伊坂幸太郎が繰り広げるトークは一体どんなものになるのだろうかと思っていたら、これが面白かった(笑)

とにかくまったく正反対の二人のようで、きちんと会話が噛み合ってる

せっちゃんの音楽の話も個性的な感性も面白かったし、伊坂さんもこういう人だろうな、という個人的には伊坂さんの、特に奥さんの台詞一つ一つが面白い

デビュー前伊坂さんがせっちゃんの「幸福な朝食 退屈な夕食」を聴いて、小説に専念するために会社を辞めることを決意し、それを奥さんに伝えると

「いいんじゃない。うまくいかなかったら斉藤さんのせいだ」

今回のコラボ作品に対し、歌詞を書くのは難しいから短編を書く、と言った伊坂さん
実は奥さんにこう言われていたから

「本業じゃないことをやるなんて、あんまり調子に乗るなよ」

伊坂作品の女性像は奥さんからきてるんだな(笑)

芯が強くて、優しくて

それに当時まだ付き合っているとき、伊坂さんの作品がミステリー大賞の最終選考に残ったことを彼女が留守番電話で聞いて、伊坂さんの働くビルの前まで知らせに来てくれたエピソードも良いよね

それに出会い方もドラマチックで、それを基に話を書いたらどうですか?と訊くせっちゃんに対して、「嫌です」と言い切る伊坂さん(笑)

ギターはスター気質の人が多いイメージがしますよね、というインタビュアーの人に対して

(斉藤)あー、絶対ベーシストは嫌だったもん!(笑)

高校時代、スター気質が揃いすぎて、ギターが4人いるのにベーシストが不在というバンドを結成していたらしい(笑)

そして二人で共作した「ベリーベリーストロング」の話

(斉藤)コラボって、今、いろんな場所に溢れているでしょ。名前だけが並んでいて、その実ほとんど一方の気持ちだけで完結していたり。そういうコラボを見て「なんだそれ?」って思っていたけど、今回、伊坂さんとやってみて、こういうのを本当のコラボって言うんだなと感じました。

(伊坂)僕もそう思いました。

(斉藤)胸を張って言います。これぞコラボです!(笑)

自信満々に言い切っただけあって、伊坂さんの世界観をそのまま生かして、斉藤テイストに仕上げていたこの曲は本当に名曲だと思う

本当に一つの物語を聴き終えたような、充実感がある

お気に入りとしては「シャンプー」のくだりと先輩と先輩の奥さんの出会いのくだり

彼女の親指あたりに マジックのメモ書きで「シャンプー」
俺は別に何の気もなく それを見て呟いた「シャンプー」
彼女小さな声で「今日、安いんですよ。忘れないように」
その姿可笑しくて

(中略)

「夕べ電話で話したんだ。ずっと音信不通だったから、
電話でも繋がってたのが嬉しい」と言って笑った
「どんな風に出会ったんですか?」俺は素直に聞いてみる
先輩は少年のように 耳まで真っ赤に染めてる

「聞いたら絶対笑うよ」「大丈夫、笑いません」
十歳も年上の人が その瞬間まるで同級生
「横断歩道で財布を拾ってあげたのが最初だよ。陳腐だろ・・・」と照れた


どういう場面でどのような表情をしていたのか、手に取るようにわかるのが凄い


最後の方に年表と100問アンケートが載ってた

アンケートが、二人、まったく正反対過ぎて笑った


これ以上は詳しくは書かないようにするよ





これは何度読み返しても


面白いんだな

author:トモヤムクン, category:, 20:45
comments(0), trackbacks(1), pookmark
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伊坂幸太郎さんの小説が好き
小説はもちろん、原作の映画もハマってます
ノゾミンのボチボチな毎日, 2010/05/27 5:15 PM